スタートアップでは中年起業家の勝率が高い
「Middle-aged entrepreneurs are more successful than young ones. Here's why」というWorld Economic Forumの記事があります。簡単にいえば中年(40前後)の起業家のスタートアップの成功率が高いということですね。
若い人ではないと起業では勝てない(中年では勝てない)
中年で問題になるのは?
多分、プライドとか、認知的不協和、過去の経験がノイズになる場合だと思えます。簡単にいえば、思い込みが激しいケースですね。あと、私も若くはないので思うのは、体力的な問題は結構ありそうです。ただ、脳の活動自体には問題はないという話もちらほらあります(ただし、リスクを取らず、同じことをやり続けていればそうとも言えませんが)。
また、若い人が大きいのはチャレンジできる回数ですね(1回の事業開発に5−10年ぐらいはかかると思うので)。これは大きい。となると、やはり、勝率の高くなっている30代後半〜40代の間ぐらいではこっち側(起業するかどうかは別としてベンチャー側に)に来た方が良いようにも思えます(会社が成長してある程度のインカムに上がるのまでの期間や自身が起業して最初に勝つのに10年ぐらいの経験は要りそうなので)。
若い方は様々な経験を
逆に経験が将来的にプラスになるとすると、若い方は将来の大起業家を目指して様々な経験を積んだり、全力の本気の起業というよりは、まずは小商い(取れるリスク範囲で小さく)というところでビジネスをしてみるのはとても良いことだと思えます。
いずれにしろ、我々は様々な根拠の無い「神話」に取り憑かれることだけは止めないとなりませんね。