中高年起業家は強いのか?

投稿者:Goda George
2019/10/24 00:00

急成長するテック企業の創業者は平均45歳! 中年はなぜ強いのか?」という記事があり、私のような中高年にはちょっと嬉しかったりします。

やっと我々の時代が来た!?(かどうかはわかりませんが・・)

実際に経験値が高い可能性があるので、若い世代よりも中高年起業家の成功率が高いのは必然でもあるでしょう。世間はなかなか感情的にそう思ってくれるかはわかりませんが・・

先日、企業の再生系をやっている人が、人が変われるかどうかは「素直さ」にあるとおっしゃってました。一方で、中高年は経験がある分、プライドの問題で素直になれない部分もあるかもしれません。ここの課題は大きいですね。起業は自分を再発明していくものですから、素直さはとても重要だと思います。

中高年起業家のプラス・マイナスポイントを3つづつ私なりにあげてみます。

マイナスポイント

1位素直になれるかどうか。これは大きいと思います。それなりの経験があるとどうしても素直になり切れない。そうなるとせっかくの周りの助けも無駄にしてしまうかもしれません。

2位体力とコスト。これは大きいかな?と思います。流石に若い頃のように何日も徹夜でOKともいかないですし、後は、ライフコストが凄い上がっているケースですね。ローンに子供の教育費など。ここはとても悩ましい。後は、世間の目は若い人に比較的好意的なので、この点もプレッシャーがありますね。

3位時間。ある程度、会社を大きくしようとすると時間が必要だと思います。この点で、もちろん、何歳までも現役というのはあるのですが、時間的な制約、後は失敗したときにまた再チャレンジする回数に差が出ますね。

プラスポイント

1位経験。これは大きいと思います。何かを経験するのに数年はかかります。私の場合、最初の研究所を除いて、設計1年、商品企画2年半、技術営業2年、マーケティング2年、スタートアップ1年、買収先半年となんだかんだと経験には時間が必要なのでこの点は大きいかと。

2位客先への見え方。相手にもよるでしょうが、例えばBtoBの事業で企業を相手にするような場合はある程度年齢が高いほうがベターですね。

3位強い社会関係資本。実はこれが大きい気もします。1位の経験と近いのですが、いわゆる同じ釜の飯を食った同士が多い。もちろん、ただ歳を重ねたらそういう濃い関係ができるとは思いませんが、なにがしかの利害関係を一致させて行動した人が多いイメージです。例えば、前の会社で変革を一緒にやったとか、スタートアップで一緒に闘ったとかですね。同窓会のイメージですね。今は利害関係が無いですが、相手の性格をよく知っている人がいるのは大きいですね。

もちろんリスクもありますので、万人に勧められませんし、本人の取れるリスク許容度次第ではありますが、中高年起業家がもっと増えるといいなぁと思います。

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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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