コロナ禍でも負けない起業家!「HARADA INCUBATOR」のグランプリ・最優秀賞とアントレプレナー賞の受賞者のインタビュー!

投稿者:Hirai Tadamichi
2020/04/28 21:00



■ゲスト

株式会社AZOO/ナピオンテックさん

ホテルシステムWASIMIL(ワシミル)は、鷲の目のようにさまざまなホテル業務を俯瞰して見渡せるとともに、一つ一つの業務にも照準を定めて、効率よくこなしていける、ホテル業務を効率化するホテルシステム。


株式会社CHARCOAL STARTER/歌崎 雅弘さん

はやべん”は早押しクイズ形式で楽しみながら効率的に暗記学習を進められる、世界初のLINEを使った学習アプリ

HARADA INCUBATORの最優秀賞とアントレプレナー賞に輝いた2社へインタビュー

本成果発表会では、ナピオンテックさん」がグランプリ(最優秀賞)に輝きました!また約70日間のプログラム期間で行動された歌崎さん」がアントレプレナー賞を受賞しました。


最優秀賞・ナピオンテックさん


日本の観光業を支える多くのホテルが非効率なシステムに悩まされている

ーー株式会社AZOOについて教えてください。

ナピオンテック株式会社AZOOはカナダ人で連続起業家の創業者が、2020年1月に起業しました。

弊社はホテル業務を効率化するホテルシステム「WASIMIL(ワシミル)」というプロダクト開発を進めていまして、今はプロトタイプでの実証実験などを進めている段階です。


ーー起業に至った経緯を教えてください。

ナピオンテック創業者はこれまで海外で複数のビジネスをしてきましたが、以前よりまだまだ日本にはITで解決できる課題がたくさんある印象をもっていました。

そんな中、日本のホテル市場の課題に触れたことをきっかけに、WASIMILの構想に至りました。

具体的には現在の日本の多くのホテルで利用されているシステムは機能やUI・UXが優れているとは言い難いものが多く、また売上管理や顧客情報などのそれぞれのシステムがバラバラで連動していないという実態があります。

ーーどのような課題解決の実現を目指していますか?

ナピオンテック日本では少子化が進む中、地方のホテル・旅館は特に人材難に直面するのは明白です。

そのようなホテル業界を支えるのがITであるにも関わらず、そのITシステムにより現場の生産性は上がらず、多くのホテル経営者を悩ませているという課題があります。

WASIMILでは売上や顧客情報などの各データを集約・分析が可能なツールとして、多くのホテルが抱える業務効率、経営改善に寄与したいと考えています。


客観的な視点と起業家同士のコミュニティがWASIMILの加速につながった

ーーなぜHARADA INCUBATORへの参加を決めたのでしょうか?

ナピオンテック外国人創業者である弊社は日本のスタートアップコミュニティとは縁遠くなりがちであったこと、またこれまでも行政などが運営する支援プログラムにてサポートは頂いていたものの、なかなかビジネスが前進している実感がもてなかった状況でした。

そんな中で関西での基盤を持ちつつ、海外ビジネスにも見識のある原田産業様の提供する支援プログラムに可能性を感じ、応募いたしました。

ーーHARADA INCUBATORはどうでしたか?

ナピオンテック当初はビジネスコンテストなどでWASIMILのビジネスを発表してもうまく伝わらないと課題に感じることが多かったのですが、複数回のメンタリングを通じて、WASIMILの提供価値などについて自分自身も整理ができ、ビジネスがブラッシュアップされた実感があります。

メンタリング、ピッチの磨き込みなど色々なご相談にフレキシブルに応じて頂き、またコミットメント高く向き合って頂きましたことには本当に感謝しています。

ーー起業家同士のコミュニティを通じて感じたことはありますか?

ナピオンテックINCUBATORに参加していた起業家の方に、ユーザーインタビューにどうかと複数のホテルを運営されているマネージャーの方をご紹介いただくなどといったこともあり、起業家同士で助け合えるコミュニティを通じてWASIMIL事業が加速したように思います。

また、現在も参加者数名で継続的に情報交換をしていまして、例えば弊社のインターン生向けにできることを考えていた際に教育事業を経営されている参加者の方に意見を頂いたり、逆に私が他の方のビジネスについてできることなんかを話あっていたりと、INCUBATOR終了後もお互いを支え合い、刺激し合える関係でいます。


WASIMILを起点にした地方創生

 ーーHARADA INCUBATORを終えて、今後どんな挑戦をしていきたいですか?

ナピオンテックWASIMILは多くの課題に悩まされている地方の中小規模ホテルに導入頂きたいと考えています。

まずはプロトタイプ導入を通じてPMF(Product Market Fit)を進め、ユーザーの課題解決を実現できるより良いものにブラッシュアップし、早期に正式なリリースに繋げていきたいと考えています。

そして株式会社AZOOは「データを使って世の中に貢献する」をビジョンとして掲げており、将来的にはWASIMILを起点に蓄積されるデータを活用することで、地域ブランディングやマーケティングを支援し、地方創生に寄与していきたいと考えています。


社名:株式会社AZOO
代表者:ナピオンテック・トーマス
事業概要:PMS、サイトコントローラー、予約エンジンが統合されたオールインワンホテルシステム
https://www.wasimil.com/

アントレプレナー賞歌崎 雅弘さん

自分の原体験を形にした学習アプリ

ーー株式会社CHARCOAL STARTERについて教えてください。

歌崎早押しクイズ学習アプリ「はやべん」の開発・運営事業を展開しています。「はやべん」は漢字、地理、英熟語など暗記学習を早押しクイズで学ぶことで、楽しく効率的に取り組むことのできるLINE学習アプリです。弊社は現在も「いま-みらい塾」という学習塾も経営しており、その生徒さんにも協力を仰ぎながら「はやべん」の開発を進め、2020年にリリースをさせて頂いています。

 ーー起業に至った経緯を教えてください。

歌崎私には高校3年生の夏の時点で偏差値40であった状態から、半年で偏差値80まで上げて京都大学に合格できたという原体験があります。

当時私が実践していた学習法を世界中に広めることで、世界の学びの常識を変えたいと思ったことが起業のきっかけです。

大学卒業後は医療機器の営業、化学製品商社での購買などを経験しましたが、自分が考える教育の在り方を実現したいと一念発起して2017年に現在の株式会社CHARCOAL STARTERを起業致しました。


歌崎さん(写真右上)メンタリングDayでの様子(※撮影日2月)

ーーどのような課題解決の実現を目指していますか

歌崎子どもたちとその親御さんが楽しく、効率よく成績を上げ、さらには塾などにかける時間やお金を抑えることができます。

また、「はやべん」はスマホさえあればいつでもどこでも手軽に学習できるサービスでもあり、昨今の新型肺炎問題を受けて経産省の特集ページ「学びを止めない」にて弊社サービスをご紹介頂くなどのご縁も頂きました。

これを一つの機会として多くの子どもにこのサービスを体験してもらい、成長実感をもって頂けたらと思っています。


起業家として失敗続きだった自分を肯定できる出会いがあった

ーーなぜHARADA INCUBATORへの参加を決めたのでしょうか?

歌崎以前よりゼロワンブースター様のことは存じ上げていて興味があった中で大阪でのプログラム実施であったことがきっかけでした。

原田産業様のことは正直、存じ上げなかったのですが、HPやINCUBATORのご紹介ページを通じて挑戦を非常に大切にされている経営指針や企業文化を感じました中、挑戦と失敗を繰り返しながらここまで歩んできた自分とも合うかなとは感じながらエントリーをさせて頂くことを決めました。

ーーHARADA INCUBATORはどうでしたか?

歌崎自分は起業家としてこれまで、周囲に頼らず一人で決断してきました。

その中で数多くの失敗もしてきましたし、こんなムチャクチャな自分に対していつしか「自分は起業家としてダメだ」とコンプレックスも抱いていたと今では思います。

そんな中、HARADA INCUBTORに参加して一番大きかったのは、ゼロワンブースター創業のお話や参加者した起業家も含めて、多くの起業家の方が迷いながら失敗を経験しながら、今に繋げられているお話などに触れ、自分のこれまでを肯定できるように明確に変わっていきました。

そこからはどこか守りに入っていた自分の殻を破り、行動が変わっていきましたように思います。


社外を巻き込みながら、自分の目指す教育を多くの方に届けたい

ーーHARADA INCUBATORを終えて、今後どんな挑戦をしていきたいですか?

歌崎INCUBATORを通じ、一人だけではなかなか成功しないことを学びました。

今は自分に足りない部分は周囲に頼り、また協業を得るために行動をしていくことができる自分に変わったように思います。

まだ詳細はお話できないのですが、INCUBATORの終了後に自分が仕掛けた行動で、「はやべん」との連携に関するご相談をいただく機会なども頂戴することができました。

今後も失敗を恐れず、自分が目指す教育を多くの方に届けることを目指して行動を続けていくことを大事に挑戦していきたいと思います。

社名:株式会社CHARCOAL STARTER
代表者:歌崎 雅弘
事業概要:学習アプリ開発運営事業・学習塾事業

https://imamirai-school.com/hayaben     
https://lin.ee/zzDB2Jk(はやべんLINE公式アカウント)

※新型コロナウィルス(COVID-19)のためインタビューはオンラインで実施いたしました。
 




HARADA ACCELERATORに関して 
※ 詳細については、こちらをご参照ください。順次更新していきます。

【 HARADA ACCELERATORのスケジュール 】
2020年5月11日 : ビジネスプランの最終提出期限
2020年7月3日 : 最終審査会・ビジネスプランコンテスト
2020年7〜11月 : アクセラレータープログラム支援期間
2020年12月上旬 : 成果発表会(デモデイ)
※ 上記の予定は変更される可能性があります。

HARADA INCUBATOR 主催企業
会社概要
商号:原田産業株式会社
代表者:代表取締役社長 原田 暁
所在地:〒542-0081 大阪市中央区南船場2丁目10番14号
事業内容:原田産業は95年以上の長い歴史を持つ貿易総合商社です。「造船・海洋」「建設・インフラ」「エレクトロニクス」「ヘルスケア・ライフサイエンス」「食」「生活」の6つの事業を柱として、バランスの取れた堅実経営でビジネスを展開しています。「自らが挑戦者として 最高の一手を共創する 変革のパートナーであり続ける」というミッションを掲げ、社員の一人ひとりが、常に挑戦心を持って、世界中に新たな価値を提供しています。

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投稿者
Hirai Tadamichi

2008年にABBに入社。自動車用塗装ロボットのラボエンジニアとして従事。2016年にドイツ系素材メーカーのソリューション営業に転職。大手企業から中小企業まで全国の幅広い製造プロセスのクライアントを対象に新規開拓および既存深耕の法人営業を経験。2019年6月より01Boosterに参画。

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