01Blog / 起業成功までの法則「2年間の闇を超えてオーラが出る日」

2016.02.26

何か新しいビジネスを始める場合、一体どれぐらいの期間で立ち上がるのでしょうか。

もちろん、どのビジネスモデルを選ぶかにも依るでしょう。元々、自分が明るい分野だったり、顧客ベースを持っていたりなど、早期に立ち上がるビジネスもあります。ラーメン代稼ぎのようなものではないスケール型のビジネスでも半年ぐらいで黒字化しているケースもあります。

しかしながら、我々が色々な人と話しながら、事業化(ある程度、売るものがFixし、継続的にマネタイズできているレベル)までの道のりを聞くと・・

2年間の法則

を感じます。つまり、2年間ぐらいかからないと事業化には至らないということです。人によっては1.5年だったり、3年だったりと様々なんですが、およそ2年というところです。1年では短い。これが面白いぐらいに、皆さんそれぐらいかかっている。となると、ラーメン代稼ぎはしているかも知れませんが、2年間は無給(調達・借入無ければ)という可能性があります。ホテルはカプセルホテルだし、色々な部分でなかなか困窮しますね。この2年間は。

但し、恐れるなかれ、その後は給料も出てくるようになります。やっとこさ、投資ができるようになり、打ち合わせ等の飲食費を経費で「前向きに」落とせるようになり、言わば、前向きな事に関してお金を使えるようになります。システム投資も、あの手、この手で安く、タダで、手弁当で、という状況から、必要だったら(ささやかだとしても)投資をしようとなります。

2年間の闇はボロボロですね。なんとか立っているというか。自信も無いし、あれやったりこれやったり、だいたい、ビジネスモデルはほぼ初度のものと変更になってもいます(逆に違うと思って、最初の案を捨てたら、舞い戻ってくるケースもあります)。何が正しいかわからないから、創業者はひたすら責められるし。。

しかし、トンネルを超えると「オーラが出てきます」。久しぶりに会うとまるで別人に見えますね。一瞬同一人物なのか?と思うほどです。

逆に、2年間は立ち上がらないと心の準備をしておけば、その間、耐えられるような準備をしておけば良いとも言い換えられます。

まず生き残れ。 儲けるのはそれからだ。 by ソロス

・・・