01Blog / ビジネスアイデアや事業などの情報はどうやって出したら良いか

2016.08.22

アイデアは守るべきかどうか?」というブログを書きました。一方で、情報を盗られた、アイデアを盗まれたなどの話は良く聞くのも事実です。

オープンそうな会社は本当にオープンなのか

私は米国系のオープンそうに見える会社と付き合った時に思ったのは物凄い秘密主義ですね。ある部分は非常にオープンにしているがある部分は物凄い秘匿にしているイメージです。

つまり、情報の出し方が戦略的だということですね。逆にいえば情報の出し方には戦略性が必要だということだと思います。

ベンチャーならサービスをそのまま教えてくれなんて普通

よく考えると不思議な話なんですが「同じサービスを行いたいので、教えてくれないか」という旨の依頼をベンチャーの場合はよく受ける事があります。これって、コカコーラを創りたいのでレシピと製法を教えてくれと聞いてきているに近いもので凄いなぁと思いますが、実際に凄い起きますね。

これは単純に素朴な疑問からもありますし、「一緒にやることも想定して〜」というようなリップサービスの元に行われる場合もあります。後者の場合も含めて相手が大きい時、あるいは紹介者の顔を立てて断りずらいケースもありますね。困ったもんですが、大手同士だと「秘匿が当たり前」という感覚があるので起こらないんでしょうが、ベンチャーだと普通ですね。

この結果、人間不信になるようなケースもありますね。

「あれだけあれやこれや教えたのに音沙汰無し」なんて普通ですし、「アイデアを盗用された」なんてのも普通です。盗られるのが普通というところですね。ベンチャー側の立場だと、お金が無い無給の時などは、もー、非常に哀しい気分になるでしょうね・・・これはわかります。

情報の出し方には戦略性が必要

では、情報を盗られるから話さないとか、疑って相手を不快にさせるとか、いわゆる親切心でメンタリングしている相手や、場合により支援したいと思っている相手を「遠ざける」結果を招くのは良くないですね。

なので「情報は戦略的に出しましょう・言いましょう」と言いたいところです。情報が盗られるとしたらどうするか(何を話すか)という立ち位置です。

親切心であれもこれも話してわざわざ競合を創る必要は無いと思います。これは結構多いですよね。親切心で教えてあげようと思っているケースです。

ビジネスアイデアレベルであれば世界にはおーよそどこにでもあるので、どんどん話し、行動を加速する形が良いと思えます。人によっては相手の時間を使った以上は何がしかのお礼が必要と思う人は居ますね。そういう人は貴重ですので、今後もお付き合いしたいですね。

そうではない場合の方が圧倒的に多いでしょうから、後でムッとするぐらいであれば「親切心」にはブレーキをかけて、どうやって自分にもメリットの有る形でお話をできるか?つまり、話すことによって自分が不利になる点をよく考慮して情報を出していきましょう!

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