【01Blog】一つの起業のカタチ「やりたいことを形にする」岩崎靖子監督との対談から

2014.03.21

「人生は最高に楽しいです!」 そんなことを私も言ってみたいものですが、素直には言えません。言えるように頑張ります。さて、本日は京都まで来たこともありまして、ハートオブミラクルの岩崎靖子監督にお忙しい時間の合間をぬってお時間を頂き、お話をお伺いしました。 岩崎監督は新作である「日本一幸せな従業員をつくる!~ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦〜」の上映を開始されます(関東の初上映は4/4と4/6)。これは名古屋の赤字ホテル再建の物語です。起業側にいる私としては再建の難しさはよく分かります。多分、企業の変革をするのであれば創造側の起業側の方が楽だという気持ちは大企業におられて起業側に行かれた人は結構皆さん頷く事実でもあります。 このホテルの再建で面白いのは従業員の満足をとことんまで追求したことです。小さなことを褒めることから始まりました。最近は若い方々とお話をする機会が増えましたが、何かのきっかけで引きこもりの人が極めて努力家に変わったり(DxPの今井さんの取組)、中小製造に新しく入られた新卒が夢がなかったのにコマ大戦で生まれて初めて褒められ、活き活きとしだすなどの事例を知ることもできたと思っております。「もっと頑張れ!」「なんでこんなこともできないんだ!」「若いやつは夢がない!」と責めても高度成長期ではない日本ではただ従業員が疲弊するだけではないでしょうか。新しい日本の変革のカタチがこの映画に詰め込まれているのかも知れません。 さて、岩崎監督の映画の題材との出会いとそれを実現することは「恋と同じで止められないんです」とのこと。偶然ながら必然として現れるものだとのことです。そしてそれに出会ったらできない理由を考えるようなことはしないでとにかく「やってしまう」ということだそうです。 もちろん、やりたいことがはっきりしない人も多いでしょう。しかしながら、やりたいことがあるのであれば制限を取ってそれを実現することを考える。これが今、日本人に必要なことかもしれません。今回はそんな気持ちを岩崎監督とお話させていただき、新たにさせて頂きました。今後の岩崎監督のご活躍とご成功を01Boosterではお祈りしております。  岩崎靖子監督

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