海外のイノベーションレイヤーの人のハイスペックの凄さ

2020.04.01

少し前になりますが、アメリカのワシントンDCでStartup Studioの業界団体の集まりがあり、参加してきました。

驚いたのは周りの人のスペックの高さです。

私は一応、大手とスタートアップのバイアウトチームにいて、修士号は(有名大学ではないですが・・・)は2つあります。日本ではまー、良いほうかもしれません。

アクセラレーターの集まりと違って、Studioの集まりは、ちょっと人の層が違います。アクセラレーターはどちらかというと既にバイアウトしたお金持ちが多く、Studioも似ているんですが、コンサル出身で一回、起業した人が多そうです(あるいは弁護士とか)。アクセラレーターが西海岸系、Studioが東海岸系という感じでしょうか。

さて、ちょっと隣の人に話を聞くと、ハーバード出て、その後は連続起業家。そこそこのバイアウト実績の持ち主とか。ハーバード出て、スタンフォードのMBA出て、博士号もあって、いわゆる大手戦略コンサル出て、起業して、バイアウトして、英語も中国語もペラペラで、、とか。フランスのトップMBA校出て、その後、コンサルして起業してとか。

ちょっと意地悪に、有名コンサルとかしたら頭でっかちにならないのか?と聞いたら、起業すればそんなもんはすぐに吹っ飛ぶと。完全にコンサルは起業のための実践学校(ある市場に関して短期間に学べる)の扱いで、2−3年したらすぐに起業という感じでした。そして、バイアウトなどでExitし、その後にSartup Studioを行う感じです。

これで、いわゆるイノベーションレイヤーでは高い方ではないというところですね。

日本人が素材として劣っているとは思いませんが、欧米のイノベーションレイヤーの人々の行動量、経験量、学歴量は凄まじい。世界はこういう人がイノベーションレイヤーだという現実を突きつけられました。

我々はどうしたら良いのか?と考えます。普通に頑張っているでは難しいんです。非連続しかない。

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