01Blog / どうやってやりたいことを見付けるのか

投稿者:Goda George
2016/08/23 00:00

起業家メンタリングに関してはこちらを。ビジネスアイデアに関しては文末に資料を貼り付けます。

ビジネスが成功するポイント

多分、下記の3つのポイントが合わさった時に勝てるのかなと思います。

  1. 市場があって(タイミングが良くて)
  2. 過去の経験や強みを活かせて
  3. 自分の心の意思決定に沿っていて

およそ後付な場合が多いですが。結果的にこの3要素は重要だと思います。つまり、参入する市場に「空き(往々にして当初なかなか分からないが)」があること、戦いなので、強みや経験を活かせること(この場合、同じ業界であるわけではなくても、例えば会計のスキルは他業界でも使えるでしょうし、私の例でいえば研究所出身なので市場調査は比較的得意だったとか)、後は「3.」ですね。

この3要素に「情熱」「考え方」「スキル」が合わされば良いと。スキルは「2.」に近いのですが、考え方とスキルを合わせてStartup(急激な成長を目的とする組織)は特殊ですが。

ではやりたいことってどうやって見付けるのか

もちろん、上記にこだわり過ぎない必要はありますが、考え方が発散する傾向ってありますね。この場合には、心の意志決定を抑えておくと一つの指針になりそうです。多くの場合・・・

  • 子どもの頃の経験(親との関係とか)・・比較的影響が大きい
  • その他の積み重なった経験
  • 何がしかのショッキングな経験・トラウマなど

上記などが指針になるかと思います。例えば「両親が漁業をやられていた」 ⇒ 「漁業の衰退がある(場合により両親が苦労していた)」 ⇒ 「漁業の振興をしたい」というようなものです。この場合「漁業の振興」という心の意思決定に沿わないと「情熱」の部分で問題が起きそうです。

なぜ・なぜ・なぜと繰り返し聞いてみる・聞いてもらう

問題はこの心の意思決定がなんとも自分で理解するのが難しいところです。自分の事を客観的に見るのは不可能という視点にたって利害関係のなさそうな第三者(メンターなど)と相談してみると良さそうです。

話し手のこんなことをやりたい(仮にこれがビジネスモデルではなく、単純に夢とか旅行に行きたいなどの趣味でも)ということに対して、聞き手は「それは何故ですが?」と聞く、話し手は「うーん、こんな理由で・・」と応える、更に聞き手が「それは何故ですか?」という感じで聞いていくと、「今までそんなことは話さなかったですが・・」「実は親がなになにで・・」とか「仕事で毎日こんな方々と接していて・・」など、本質的な課題意識や想いを創る心の内層が出てきそうです。

心の意志決定を言語化する・ビジネスモデルを言語化する

これは大きいですね。理解できないのは「言語化できていない」というのが原因であるケースがあります。「あなたがしたいことは実はこういうことではないですか?」「実はあなたは子どもの頃の自分を助けたい・親を助けたいのではないですか?」と聞き手は言語化してあげることで、例えば、聞き手の「なるほど、これは実は自分を子どもの頃の自分を助けたいだったのか・・」というようになると良いですね。

心の意思決定を抑えて・会社の目的を決める

心の意志決定を確認したら、会社の目的を上位概念で決める感じです。例えば、エンドユーザーとの接触の大きな職業で長年働いていた人はエンドユーザーのニーズを満たしたいという心の意思決定を持っている(仮にこれが人の役に立ちたいという一般的なものでも、何故、そう思うのかは人それぞれでこれを見極めたい)かも知れない。そうなると、会社の達成したい目的は(仮に第二創業の場合、関わっている業種に関わらず)何かを言語化します。

手段であるビジネスモデル(ビジネスプラン)は結果としてこの目標を達成するものを選択する感じですね。後はその手段であるビジネスプランが上手くいくかどうかは市場が確定するのでPDCAを回しまくって市場にハマる物を探す感じでしょうかね。

いきなりビジネスプランを考えるのも良いが・・

いきなりビジネスプランを考える人も多いのですが(特に普段考えていない人ほど、目の前、またはメディアでの情報から取ってくる)上記のような過程を踏んでみるのも良いかと思います。100個以上のアイデアを考えて何も決められないというケースもあります。また、下記のPaul Grahamの言葉が物語ってますね。アイデアは考えだすものではなく(考えだしたようなものはだいたいにして誰かも考えているか、やっている)、PDCAを回す上で気付くものだと思うからです。

スタートアップのアイデアに関 する適切切な動詞は、 「考え出す (think up)」ではなく 「気づく (notice)」である - Paul Graham Co-Founder, Y Combinator 
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投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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