【01Blog】海外ローカライズの難しさと趣と

投稿者:Goda George
2013/10/21 08:38
海外へのローカライズというのは、その国の歴史、考え方(感じ方)、日本との関係、日本を異文化と捉えた時のその良さ、リーガル上の問題などの観点が出てくるでしょう。 今回は、漫画の題名が英語に変わるといったいどうなるか?というのを調べてみました。有名なドラえもんは、Doraemonのまま。一方、鉄腕アトムはAstro Boy?これはいかに?この「アストロボーイ」という名前はFrederikさんによって考えられたようです。Wikiからの引用ですが、下記は面白い。簡単に言えば、「日本発の漫画なんだから名前はできるだけ原型を留めたほうが良い。一方、「ヒゲオヤジ」はわからないので英語で「Mr マスタチオ(Mr ひげ)」と変えている。Astro(アストロ)はアトムに音が近い。Atomをそのまま使わなかったのは有名になった後に、歴史に対する認識ということで広島や長崎を連想するということを考えたようであります。このFrederikさんは日本でも生活して両国を知ってますので、こういう両方の文化・歴史背景を知った人がローカライズでは必要になりますね。さて、名探偵コナンもビックタイトルですが、この名前は「Case Closed」。何故に?リーガルIssueもあったようですが、Case Closedとは?Case ClosedでGoogleさんで聞いてみると、この本が出てきます。ケネディの暗殺を扱った書籍ですね。ケネディの暗殺といえば、日本人で言えば、少し古いですが、3億円事件のような響きがあるのかも知れません。これは私の邪推ですが、このアメリカ人の心に響きそうなタイトルということで選ばれたとも思えそうですね。その国、日本との関係を深く知らないと出てこない洞察ですね。 Wikiより:Frederik L. Schodt wrote the English-language version of "Astro Boy" and for most of the characters, he used the original Japanese names. The story was set in Japan, so Schodt believed that it was necessary to retain the Japanese names wherever possible. Schodt translated the nickname "Higeoyaji" to "Mr. Mustachio," and decided to use Astro Boy's English name. He explained that "Astro" is close to the Japanese name, "Atom", an English word. In addition, Schodt believed that using "Atom" in an American edition of the story would be "going too much against the history. Occasionally, names of Japanese characters had double meanings that were impossible to convey in the English-language translation. Schodt decided that keeping the sound of the names was important, especially when the names were famous. In those cases, Schodt tried to use the double meaning elsewhere in the translation. When dealing with minor foreign characters with humorous-sounding names, Schodt used equivalent English puns wherever it was possible.
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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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