【01Blog】キラキラした起業やStartupのメディアの話を信じすぎ?

2014.06.01

昨日はロシアの方(外国人)と日本人の交流会のペテル会に参加してきました。その中でTAP DO!の代表のポケさんとお話する機会を頂けました。ポケさんはUKに売込みをかけ、今後UKでの講演もされるそうです。是非、頑張っていただきたいです。お話の中で非常に感銘を受けたのが「有名なことと、売れていることは違う」というお言葉です。有名でなくても引っ張りだこの人は居るし、有名でも仕事があるとは限らないという意味だと思います。多分、「引っ張りだこ」の状態がビジネス上も望ましいでしょうから、つまり、真実は見えているものとは、別にあるということですね。 日本人が報道を鵜呑みにしすぎるというがあります(英国は14%なのに日本は70%が報道を鵜呑みにする)。最近は大企業の方や色々な行政の方が01Boosterにいらっしゃいますが、わかっていらっしゃる方も多いのですが、やはり、起業やStartup関連の情報に関してメディアやニュースなどの記事を鵜呑みにされている方が非常に多い。流石にこれでは判断を謝らないかと心配になる時があります。 もちろん、メディアを参考にするのは良いのですが、何かのマッチングプラットフォームで非常に有名だとしても、定量で考えると、一回がいくら、手数料がいくらと考えれば総量が分かる。事業規模は本当に大きいですか? 大手企業のインキュベーションプログラムなどが参加しているStartupに実際に腹を割って聞いたら本当にうまく行ってますか? 地方行政でうまく行っているというところもありますが、実情、その会社の売上規模と補助金の状況はどうですか?米国でうまく行っているのもの(というのは大きな参考になりますが!)をそのまま日本に持ち込んだらうまくいきますか?日本にシリコンバレーを創れますか(創れるかも知れませんが、日本化されたものでしょうし、アジア広域のネットワーク的なものではないと実現可能性はありますか?)? 個人的には起業家は意図を持って話してくると思います。これは当然なことで悪くはありません。ただ、メディアを見る側にもリテラシーが必要だと思うのです。・・など、真実にもう少し目を当てた方が良いのではないかと思うことが非常に多いです。海外情勢もそうですが、日本の起業情勢に関しても「文脈」を読む方が増えることを期待しておりますし、私自身も気をつけないとならないと思っております。

・・・