【01Blog】大企業のアクティブシニアに起業成功の鍵がある?

投稿者:Goda George
2014/08/08 19:58
大企業のアクティブシニアは日本の起業(や新規事業)を救い、世界を変える原動力になるかも知れない。 最近、立て続けに役職定年まであと1年とか、定年まで2年とかそういう方々と話す機会がありました。 大企業にももちろん色々な方が居ます。当然会社名があるから個人の実力よりもかなりのレバレッジが効いてますのである程度の勘違いは否めない部分があります。私自身、過去に在籍した大手の電力製造部門にてバブル崩壊と同時に、バブル前の受注で最高益を達成していた同部門から大手電力からの受注が冷え込み、ほぼゼロになったという危機的状況の中で(人事考課上というルール上は正しいですが)、ボーナスが最高を達成し、「このままでは自分は明らかにおかしくなる」と思ったのが、最初に行動を興そうと思ったきっかけになります。 また、どこの国に行ってもおおよそ社名が轟いている会社であると、そもそもの営業のアポもかなり簡単です。Startupではとてもそんな感じでは行きません。お話聞いている中で、在籍中にも必ず話題に出ましたが、中には成功して勘違いしてしまう人も多く、そのような人が定年や早期退職で会社を立ち上げたりするとかなり痛い結果になる例も多いというのもあります。何かの仕事に会社のブロンドや仕組みがどれぐらい効いて、個人の実力がどれぐらい効くかの比率はわからないのですが、気分的には、90%が会社10%が自分の実力ぐらいの謙虚さがあれば良いのかも知れません。仮に、それを定量的に正確に図れる方法があって、10%が会社90%が自分であってもです。それぐらい大企業というのは何かをやることが決まっていれば市場への破壊力が有ると思ってます。 もちろん、大企業でも「人」が重要ですからその人ではないとできないというのはありますし、起業に比べて大企業の方がよほど世界を変える可能性が高いということもわかります。結局、起業でできることはその99.9%が大きな経済の中のさざなみか、地球規模の大きさで見た一つの山程度というのはあると思います。メディアでは影響があっても実経済や国際的な仕組みの中で計算したらそんなものかと。黒澤明(起業ではないですが!)ぐらいであれば世界を変えた(少なくとも映画の世界では)とも言えるかと。これはなかなかできません。 と、色々話がずれておりますが、大企業でも出世してすごい方もおりますが、やはり、どこの国でも世渡りがうまい方がある程度出世するのは変わらないと思えます。必ずしも実業の能力が高いからではない。特に大企業で新規事業などの「ビジネス」を本気で「信念」を持ってやろうとすると一番の敵は内側にあり、市場では無いケースがほとんどかと。90%が社内対応、10%が市場対応ぐらいかも知れません(軌道に乗った事業は別として)。問題はこのような実業を信念を持って実施する人間はおよそ出世しないので(もっと、大きな仕事を成し遂げ、大きな信念を達成するために狡猾さ(現実主義/リアリズム)を持つべきというのは上位概念としてありますが)、実力はあるがあまり高くない役職に甘んじているケースが多いと思います。 ※ 大企業の方に失礼と思いながら色々ネガティブな事を書くのは、やはり大企業の名前は極めて大きく、起業に出てこられた方がかなり苦労するし、プライドやアイデンティティ的にもなかなか。私自身それを強く感じたので、それを反映してます。最初から俺はまだまだだ!と繰り返し念じていれば、ショックも少ないかと。。 しかしながら、そこまで社内政治に浸る必要も無いので、社外での信頼も厚く、あいつに任せとけば良いとの感じで実業の能力も持っているので、起業業界から見るとこれはちょっといいねぇ、もしかしたら救世主?と思った次第です。 BtoBの営業はかなり起業側のニーズが高い、経理などの専門職は当然ですが、エンジニアなども良い。長年培ってきた「本物の」ネットワークもお持ちだったりする(結局人なので)。流石に80歳ぐらいなら分かりませんが、このようなシニア系(55-80)の方はかなりエネルギッシュで全然頭も柔らかい。そこまで出世しなかった関係で腰も低いし、若い奴の気持ちも分かる(視座が近い)。しかも、働くことのへの意欲も旺盛。 もちろん、全員がそうではないでしょうが、特に、起業は小さく終わるケースの方がほとんどで「世界を変える」起業(や新規事業)を創るためには大手企業を知っている(大きな状態を知っている)このアクティブシニアなしには達成できないのではないか?と思った次第です。 01Boosterではアクティブシニアの方とのコラボレーションも進めていきます。
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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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