01Blog / 大手企業からの起業「起業の当初の人間関係をどうするか」

投稿者:Goda George
2016/06/27 00:00

これは難しいところですね。大手企業の時を振り返ってみるとすごい会う人も選択されていたなぁと思います。そこまで変な人もいないと思います(しつこく営業の電話を個人宛にかけられているようなケースはありますが)。また、組織で社員も守られているので、そこそこのセキュリティネットワークも確かにありますね。ここで少し過去の経験をベースにまとめてみます。もちろん、世の中素晴らしい人も居ますので。必ずしもではないですが。。

耳障りの良い事を言ってくる人には気をつける

これは、最初に耳障りの良い言葉を言ってくる人は結構気をつける必要があるかなぁと思います。大手企業の頃と大きく異なるのは、相手は自分個人を見てくるので、なんの権威も無い新しい会社の事は気にしません。となると、妙に良いことを言ってくるのは、なにかして欲しいこと(情報が欲しい、人を紹介して欲しいなど)があるのかな?と思った方が無難かとは思えます。

いつか仕事をくれるという幻想に気をつける

最初と少し同じになりますが、いつか仕事をお願いしたいんですよねー。という話が出て、様々な要求に無償で答えて(人の紹介や情報提供など)、仕事に至ったケースはかなり少ないと思えます。なので、引き伸ばされている場合は、特に答えなかったり、実務的な部分(リターンが期待できないのであれば)は特に何もしなくても良いように思えます。あるいは、これは最悪、ここまでして無くなっても良い(広告宣伝・営業費と捉えるなど)と割りきって事にあたる感じでしょうか。

一方、自分側にも問題が有るのでは?

これは当初、「自分の売るもの」と「その価格」がはっきりしていない事も原因だと思います。「これはいくらです」「買いますか・買いませんか」と聞けば意思決定になりますが、それがはっきりしていない状態だと、後で、こんなにやったんだから、お金を払って当たり前!と言ったところでどうなのかな?っと。お客様側が自分のサービスを構築してくれて、その価格も決めてくれるということは無いでしょう。

初期はこんな問題が絡まっていそうですね。

そんなに良いことは起こらない

自分が魅力満々な場合もあるんでしょうが、そうではない場合は妙に誘ってくれたりするのは、なんでかなー?と思う必要はあるかも知れません。イベントの人数合わせ・お客が来た時の対応者の予備扱いなんていくらでもありますし、少なくとも相手の事を考えてくれる人は多くはありません(逆に、自分もそこまで相手の事を考えているともいえないかも?)。当初、起業系ではお金も減っていく中で様々なイベント等に呼ばれると、せっかく呼んでくれているし悪いなぁと思いつつ、ストレスも溜まります。この当たりはうまく断っていくしかないかなぁと思います。

米国であれば「Agendaはなんだ?」と言われて、意味が無いと会ってくれなかったりもするんですが、これはなかなか日本でするにはキツイ。。

断るのもテクニックですね。「事業に集中したいから」というのが良くある断り言葉だとVCさんに聞いたことがあります。

「言葉よりも行動」Give and Takeをしてくれる相手かどうか

これはなんというか、比較的嘘をつかない国民性なので、色々気遣った事を言ってくれると、本当にそう思ってしまうのですが、相手の「行動」で見た場合、本当にGiveに対してのTakeを「行動」としてしてくれたかですね。相手は自分が思っているほど気を使っても考えてもくれませんので、敵は創らないように有言「無」実行の人を避けていくしかないかなぁとは思います。

デフォルトで有言「無」実行になる壁

起業ではなんでも自由に自分で決められます。会社の場合は社長さんといえども取締役会などがありますので、鶴の一声で決められるケースは少ないのではないでしょうか。ここは、起業側から会社の方を見るとデフォルトで有言「無」実行が増えてしまう点です。まぁ、仕方がないです。

紹介ベースが増える理由

これは良いコミュニティには良い人が集まります。なので、人の紹介というのは良いことが続けば(紹介者は紹介をする人へのGiveを考えているので)、信用できます。

しかし、盲信はいけない。特に著名な信用できそうな人からの紹介でもたまーにババがあります。なので、自分で判断する能力は常に付けましょう。せめてネットでリファレンスを取るとか。

自分の感情に流されない。直感を信じる。そんなに自分だけに特別に良い事は起こらない

結局、これかなぁっと。直感はかなりの確率で期待できます。なんか、おかしいんだよねー?ってのはかなりの確率で仲間内で共通します。これは信じた方が良いかと。また、特別、自分にだけ良い事は起こりません。これらは事業をやる上でも重要な要素ですが、人は本当に感情に流されます。

「こんなことを言ってくれたし」「あの人がそこまでするわけはないし」「まさか・・」など、真実よりも感情に流されているケースは本当に多いですね。

人には期待せず、信用せず ですね。それも寂しいんですが、現実かと。但し、敵は創らない方が。というのはその場ではなんにもなくても、それが年単位を超えて繋がるケースって結構あります。なので、自分に得にならないという理由で見切らずに、なんでもGiveもできませんが、最低限のマナーでは対応という感じが良いと思います。

結局、不幸もですが、幸せも人伝にやってくるので、心してかかりましょう!

タグ
Original
投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

Goda George の新着記事