01Blog / 「Job to be done」を意識して顧客の気づかない課題の解決を

2018.08.13

JTBDに関してはこちらにまとめてあります(こちらも参考に)。

JTBDの振り返り

多くの場合、自分のニーズを顧客のニーズと勘違いしているケースが多いので、この「顧客は何を達成したいのか」を考えることはとても重要だと思います。

例えば、私の目の前に750mlのミネラルウオーターがあります。これを私は何のために買っているのか?

  • 喉がとても渇いているから? →すぐに思いつきそうですが「NO」
  • ダイエットのために水分補給を増やしているから →半分Yes
  • 一日に2リットル飲む必要があるので、大きめのサイズを買っている →Yes(私のJTBD)

ということで「ダイエットのために水分を多く取る必要がある人が500mlの小分けでは大変なので」といったところです。そうなると、水の種類や見栄えを変えても駄目で・・・

このような当たり前に見れる(※他人事だとよく分かる場合が多いが自分事になると難しい)顧客目線に立った顧客志向はなかなか意識することが難しいものです。逆に、誰もが「自分のニーズを顧客で解決したい」のです。不思議なものです。

顧客の気づいていない課題

この記事のコメントはとても参考になるので、ここにまとめておきます。

マーケティングとは顧客の問題解決で、イノベーションは顧客が気づいていない問題を解決したときのみ生まれ、顧客の気づいている問題を解決するのはすべて『リノベーション』である

顧客の気づいていない問題を解決したらイノベーション(ルールを変える)、顧客の気づいている問題を解決するのはリノベーション。確かに。

是非、顧客の気づいていない問題や、不十分にしか解決策がなかった課題、全く解決手段がなかった課題を発見して、新しいイノベーションを起こす人が増えることを願っております。

・・・